工務店への支払いって、着工時・中間金・完成時の3回に分けて支払われることが多いようですね。しかも着工時の支払金が大きいため、施主からすればかなりの前払い状態となるそうで・・・。

例えば工事中に工務店が破産してしまった場合どうなるのか、ネットで調べてみたところ、運良く残工事を別の工務店さんに引き継いでもらえたとしても、残金分で建ててもらえることはやはり難しいようです。出来高払いであったとしてもマイナスなのに、ましてや多額の前払いをしてしまっていたら・・・。

コンサルさんはここを危惧し、毎月の出来高払いを推奨されてます。増田さんも「そもそも前払いしなくちゃいけない理由はない」と同意見でいらっしゃり、バード夫婦としても当然その考えには同意です。


しかし現実は・・・


銀行も同意見であるわけではないので難しく・・・。


銀行の担当者さんに「毎月支払い? うーん・・・それはちょっと・・・。せいぜい3回まで」と断られてしまいました。しかも住宅ローンで支払う度に金消契約を行わなくてはならず、そのたびに多忙なバード夫が会社を休むのも大変です(バード的にはそのたびに収入印紙がかかるのも地味に引っかかりました)。

「それでは銀行の指定する支払い回数で良いです。自分達の口座に現金をプールしておいて、そこから毎月K工務店に支払いますので」と伝えたところ、「銀行→バード口座→K工務店という振込を同時に行うので、バード夫婦さんの口座に現金をプールしておくことはできません」と断られてしまいました。


住宅ローンで支払いできないとなると、毎月現金を準備しておかなければなりません。しかし分離発注に施主支給が加わり、バード宅の家造りでは、支払先が

・ K工務店(給排水屋さん分含む)
・ 電気屋
・ コンサルさん(住設機器の施主支給)

と3つもあり・・・。

「住宅ローンによる支払いはK工務店さん宛てしかできない」とも銀行さんから言われてしまったので、K工務店さん以外は現金払いしかありません。他にもキッチン・手摺など数十万単位の支払先もあり、もう資金繰りが大変です(バード夫が)。このような煩雑な状況で、毎月出来高払い、というのは現実的に無理でした。
(銀行さんによって条件はまちまちだと思いますが、バード夫婦の銀行さんは上記の通りでした)


ですので、コンサルさんご推奨の毎月出来高払いはこちらから断らざるを得ず、K工務店さんに2回払いでお願いできないか打診してもらいました。


すると・・・


なんと、K工務店さんから、大きな赤字で添削された約款が送り返されてきました!


そう・・・。K工務店との顔合わせ時に、(コンサルさんの指示で)増田さんから「この契約書と約款でお願いしますね」とシレッと通達して済まそうとしていた、あの約款です。。。


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増田さんに「銀行から増田さんの会社に振込み、そこから各業者に振り込んでもらえないか」とも聞いてみたのですが、「売上がすごいことになって、経理的に問題が出るので」とNGでした。
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