ショールーム巡り真っ最中の時期、バード夫と二人である宿に泊まったときのこと 

トイレに入り、ふと便座横についている操作ボタンを見たとき・・・


「・・・ん? 何このおしりターボって?」


おしりターボボタン
(画像はネットからお借りしました)
 
初めて目にしました。
いや、もしかしたら今までも出会っていたのかもしれません。ただバードが住設機器に興味関心を持っていなかっただけで。

胸が高鳴りました。


「もしかして・・・?」


恐る恐る「ビデ」ボタンを押し、ダイヤルを「おしりターボ」にまで上げてみたところ・・・





 




こ・れ・は!!


これぞバードの求めていたグルーブ感 

バードが求めていたのは、「おしり」洗浄での細くて鋭い水勢ではなく(これは痛みを伴うので苦手)、「ビデ」洗浄での太くて強い水勢を求めていたのです。
 
このニーズにしっかり応えてくれるトイレに、こんなタイミングで出会えるとは!


お前こそ、わしが求めていた「水の勇者」。ただ鋭く強いだけではなく、優しさをともなう強さを持った若者よ。いくら村人たち(ネット)に聞いても、お前の情報をつかむことはできなかった。まさかこうして実体験できる場で、わしを迎えてくれるとは。 


ネットで調べても出てこなかったのに・・・、 なんとこのKシリーズ、業界最大吐水量とのこと。

Kseries3

興奮した面持ちで部屋に戻り、バード夫に伝えました。

バード夫はさほど水流に関心がなかったので、「お、おう」と引き気味でしたが、実際にトイレで体験したら「確かにイイね」と同意してくれました 

 

「ああ、なんて素晴らしいおしりターボ・・・。この至極の瞬間をぜひお客さんにも体験してもらいたい。1階トイレもこれにしたらどうだろう・・・

情熱が高ぶるとすぐこのようなことを言い出すバード。

でもこのKシリーズは「シャワートイレ一体型便器」ではなく「温水洗浄便座」なので、タンク有りトイレと組合せなければなりません。見た目がかなり落ちるのです。

1階は客用トイレらしくスタイリッシュにキメたいので、諦めました。

まあ、でもお客さんも体験したいと言ったら、仕方ないわ、3階の家族用トイレに案内してあげよう♪

世界中の人間がこのおしりターボに「YES」だと思い込み、勝手にいろいろ便宜をはかろうとするバード。

3階トイレに行った家族や友人らが、鳩が豆喰ったような顔をして「あのウォシュレットはすごいねえ!!」と言いながら戻ってくるのに対して、「でしょ~♪」とニンマリ笑う自分を妄想しては、ウットリしていました 


「新居ではおしりターボが使えるのね・・・」

地味な部分だけど、個人的にかなり楽しみにしていたその後の日々。

しかしまたもや減額調整の嵐が、この選択に揺さぶりをかけたのです。


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「シャワートイレ 水量 多い」で一つも情報が引っかからないなんて、LIXILさんはもっとSEM対策に力を入れるべきですよ! あとホームページもすぐカタログに飛ばされるし、他メーカーのホームページに比べて、知りたいことが得られにくいという印象です。
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