R社との建築条件付き家づくりの、初回打合せの日。

ローン仮申請のための間取図作成は設計部長(太)さん相手にやり取りしましたが、その日は入室するなり、
鈴木保奈美系の40代半ばだと思われる女性設計士さんを紹介され、
 
今後は彼女が設計を担当させていただきます

と伝えられました。

鈴木保奈美
(以下、保奈美)

保奈美さんはサバサバした感じで、「それでは、あとは、もう大丈夫ですので」と、設計部長(太)さんにさっさと退出を促しました。


そして保奈美さんはおもむろに以下のスケジュール表を出し、今後の動きについて説明をして下さいました。 
 
スケジュール表

わずか2回の打合せで間取図確定。。。

そして三階建てなので、構造計算が法律で義務付けられているのですが、専門の構造計算事務所へ外注しなくてはならないため、

間取図が確定したら、これ以上は変更しないというサインをしていただきます。サイン入りの間取図で構造計算にかけます。構造計算は費用がかかるので一度しか行いません。もしどうしても二度以上行う場合は、追加費用がかかります。ただ他の区画の方々もいらっしゃるので、バード夫婦さんだけ進捗が遅れるというのはちょっと困るのですが…」

などと説明を受けました。
(自費でいくらかかるのかは説明されなかったので不明)

 

このスケジュール表には「契約」という項目が明記されていませんが、白紙解除の期限を迎える3か月後までには、「工事請負契約」を締結させるためのスケジュールだったのですね。

その頃はそこまでわかっていませんでしたが、初めての経験ながらも、「えっ、たった1か月で間取り確定!?」
と不安になりました 

すでにローン仮申請のために間取図は作成したものの、あんなの、設計部長(太)さんとメールのやり取りだけで、仕方なく急いで作っただけの代物です。 

まだ小学校の図工で作ったステンドグラス風ゴミ箱の方が時間と魂を込めて作り上げた自負があります。
( ↓ こういうやつ)
ゴミ箱工作

「この間取りなら私達は幸せに暮らせる」などという確信がこれっぽっちもない状態で、あと1か月で確定させなければならないのか・・・!

人生で二度とないかもしれない大きな買い物なのに、こんなんでいいの?? みんなこんな短期間で決めているものなの!?

建築条件付き家造りの、不安・不満・不快の幕開けでした。