新宿に注文住宅を建てる

こんにちは。心配性でROIにこだわるバード夫婦が、新宿に建売住宅の値段で注文住宅を建てました。

カテゴリ:竣工後 > Web内覧会

残念ながら面白味のないシステムバスなので、新妻っぽい浴室という視点でご紹介します(ヤケクソ)。


淑やかで柔らかな空気の流れる新妻浴室へようこそ。

ここに招き入れられるのは、そう・・・、わたくしの小指に結ばれた赤い糸につながる貴方だけ。

(伏し目がちで)どうぞ・・・お入りになって・・・。

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清潔感のある白い陶器のような肌(注:陶器ではなくホーロー)はとても清潔感があるでしょう?

誰にも触れさせたことのないこの白い肌(注:職人さんがベタベタ触りました)には、二対の桃色の花が咲き乱れているの・・・。これはわたくしの情熱の証・・・。背の君となった貴方のためだったら、わたくしは鬼にでも遊女にでもなりましょう。処女と少女と娼婦に淑女 How many いい顔(by 郷ひろみ)。

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照明はダウンライトとして中ではなく、外に出してもらいましたの。照明に白い肌がじんわり照らされて、まるで透けるようでしょう? 入浴すると熱気でじっとりと濡れて、この小花に水滴が線を引いて垂れる様は、まるで眩暈がするようですわ。

そしてやはり外せなかったのはこの窓・・・。引違い窓ではなく上げ下げ窓にこだわりましたの。本当はもっと、すごく、大きいものを欲したのですけど、耐力壁がわたくしの腕を掴んで、自由奔放に生きることを許してくれなかった。これがギリギリの横幅・・・。

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「もっと下っ、もっと下よっ・・・!」(注:窓の高さ)と頼んだのですけど、この位置がギリギリなんですって。湯気立つ真冬、虫が囁く真夏、湯船に浸かりながら窓を上げ、気だるい体で窓辺に肘をかけるイメージでいたのに・・・。残念ながら、外界を羨ましがる獄中人に見える高さになってしまいました。

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さて素に戻っていくつか。

タカラスタンダードのシステムバスですが、大層気に入っております。バードの実家は細かいタイル貼り(しかも無駄に広い)で目地掃除がストレスでしたが、目地も最小限、かつホーロー壁の掃除しやすさは感動モノです。あと意外だったのが、シャワーヘッドが思いの外素晴らしい使い心地でした(ECOモード)。

画像では分かりにくいですが、1坪ではなく1.25坪です。洗い場が広くて、二人で入るバード夫婦には大変快適です。

ミラーもカウンターも付けませんでした。反カビ王子のバード夫の全力なる希望。
(浴槽下のエプロンもひどく嫌がっていますが選択肢がないのでやむを得ない)

減額調整の波に飲まれて、ホーロー浴槽から人大浴槽に下げました。入居直後は後悔ポイントになるかと思っていたのですが、1年経った今は人大で良かったと思っています。冬しか浴槽に入らないし。





窓と隣家が近いのですが、空き家なので今は目隠ししておりません。
もし建替えられたら目隠しせざるを得ないですね。相手のために。




やだ、前回から一か月も経ってしまいましたね。。。
ちゃ、ちゃんと最後までやるつもりですので、気長にお待ちくだせえ。すんまへん。


さて、バードが他人様のWeb内覧会を拝見するとき、真っ先に行くのが洗面台の記事です。

洗面台って実に愉しい。これまで一体いくつ他人様の洗面台を拝見してきたことでしょう。みなさまの洗面台もとても素敵で大変刺激を受けました。

しかしとうとう自分の洗面台をお見せする瞬間が来てしまったのですね。感慨深い・・・。いろいろと変てこりんな洗面台になっておりますが、バード的洗面台、どうぞ愉しんでくださいませ!

ジャーン!!

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↑ 病院用流しに、手元の横長窓・・・。ほう・・・(←ため息)、これが本当に気に入っているのですよ・・・。

でも鏡の方は、サイズの異なるミラーキャビネット2台使用につき、ちょっと見た目が悪いですわ。でも道具類全て収納しても余りある収納力のおかげで洗面台は毎日スッキリさせられていますし(キッチンはオープン収納が好きなのに、洗面台はモノが出ているのが嫌なのは何故だろう・・・?)、バードはヘアスタイリングに三面鏡は不可欠なので、これ以外の選択肢はありませんでした。

ちなみに水洗根元が木材のままなのは、バードがDIYでタイル貼りすると言い張ったからです。

↓ 足元はいつもながらオープン。右側スペースにはガス口とコンセントがあり、ガスファンヒーター置き場となっています。冬はガスファンヒーターが不可欠。ガス代かかりますけど、本当に付けて良かったです。

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↓ 吐水口の高いキッチン用水栓のおかげで、バード夫が両手を使って髪を濡らすことが出来ています。しかもバードも洗顔の際、顔を横に向ければ直接水を当てられる(手で水をすくわなくて良い)ことが判明し、この上なく便利!!

あとやはり大きくてフラットなシンクは、靴洗いやセーター類の手洗いの時など、使いやすいですね。

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↑ あと珍しいのはこのサブ水栓でしょう。万能水栓は蛇口を上に向けられるので、帰宅時のうがいも歯磨き時もコップ不要ですよ。大変快適! 3階手洗場の水栓も万能水栓にすればよかったと思うほど使い勝手が良いです。

↓ ちなみに半年ぐらいかかって、やっとタイルを貼りました(近くで見るとかなり下手くそ)。昭和感が漂ふ玉石タイルは気に入っているのですが、無難に黒か紺色にしておけばよかったと思わなくもない。。。
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↑ 病院用流しと立上がりの間にしっかり目地材を入れたので、間に水が溜まることはありません。

↓ 天井の照明。ユニバーサルライトなのでちょこっとこっちに向けています。ここは昼白色にしました。100W2つで大変明るく、お化粧しやすくてご満悦です。

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↓ 入口ドアはチェッカーガラスドア。閉塞感がなくなるし、ドアの向こうの様子が分からないのが苦手なので、いつも安心感を覚えます。ちなみに左側に充分なスペースがあるので、廊下から隠れて着換えられます。

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↓ 脱衣所の窓。縦長の引違窓は好きではないので上げ下げ窓にしたいところでしたが、ここは湿気を出す目的重視で引違窓にしました。

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洗面台は1650で広々。洗濯物を畳むカウンターとしても使用しています。洗面脱衣所は4畳弱あるので、洗面・身支度・洗濯にと、とても快適な作業場だと満足しています。




洗面台の写真ばっかり撮って、脱衣所の写真を撮るのを忘れました。。。




ううう。。。
竣工時、なんとこの2枚しか撮っていませんでした。。。

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なぜかと言うと、ここの照明は引掛けシーリングなので引き渡し日には照明器具が付いておらず、もう薄暗い時間でしたので撮影する気になれなかったのです。。。


でもこれだけじゃ全く伝わらないので、以下からは入居後の画像を使って!


↓ 1階のトイレはPanasonicアラウーノ。来客にも使っていただくトイレなので見た目重視のタンクレス。

アラウーノ、大変気に入っておりますよ。シャワーの強さも合格ラインだし(おしりターボはSクラス)、掃除するとツルツルピカピカになるプラスチック素材だし。
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↑ ちなみに換気扇の位置、低めです。上方にポコッとあるよりも目立たないかと思いますのでお勧めです。


↓ 正午らへんが最も明るくなります。隣家の外壁に太陽光が反射して。。。

この上げ下げ窓が本当に気に入っています。最初の設計では横幅いっぱいの窓だったのですが、規格サイズだと引違窓しかなかったので、仕方なくこの横幅サイズに。
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↓ 壁も床もトイレも白基調で、清潔感のあるトイレです。ちなみにキッチンと同じ床材と壁紙。というかバード宅の壁紙は一種類のみ、水回りの床材は全てコレです(コストダウンと設計疲れのため)。
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↑ トイレに対してドアは横にある方が良いですね。3階トイレは真正面がドアですがいまいち情緒がなくって。

↓ 昼過ぎになるともう薄暗くなってきます。やはり狭小住宅の1階です。

でもアンニュイな雰囲気になって良い感じです。

喜ぶべきか悲しむべきか、バード宅のなかで、空間の佇まいとして最も情緒を感じるのがこの1階トイレなんですよね。ここは窓・水場・ランプがコンパクトにまとまっている、バード殺しの場です。もし悪の手先に閉じ込められても、ここなら長期間生き延びられる。
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↓ そして夜になり、普通に天井照明を点けるとこんな感じになりますが・・・
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↓ バードはこのように天井照明を点けず、豆電球照明の明りだけで入りますね。
(1階廊下のニッチ照明の青色LEDが入り込んで青く見えていますが、実際にはこんなに青く見えません)

この感じがたまらないのですよ・・・。

こんな空間にいるときに雨が降ってごらんよ、アンタ。もう窓を開けざるを得ず、しばしこの場に引き留められ、たそがれてしまいますよ。

便器に座りながらですけどね。。。
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↓ そして1階トイレの重要ポイントの一つ。衛生水栓!!!
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↓ あああああ、そう、使用直後にね、こうして水滴が残るのですよ。これがたまらない。情事の後に通じる雰囲気。写真タイトル「あとさき」。
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↓ ええいっ、ついでにこれも紹介させて。とっても気に入っているのです、この掛け鏡。
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↑ ヤフオクで見た瞬間「こ、これは!」と喰いつきました。鉄部分は錆びてるし鏡も腐食した古道具ですけど、吊り下げ部分がチェーンなのと、台座付きなのが洒落てると思って。


↓ そして鏡の台座には置き時計。朝のUnching Timeは時間と相談しつつですからね。バードはもう10年以上前から、トイレに時計は必須派です。
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この時計は、バードの求めるイメージ(ミニサイズ、アナログ時計、古風な盤デザイン、お手頃価格)を探してやっと見つけました。なんとバイクに付ける時計なんですって。大変気に入って、もう一つ黒い盤のも買って脱衣所に置いています。安いので心配しましたけど、1年経った今でも問題なく使用できています。


↓ ふっふっふ、これがトイレドアにはあるまじき大きなガラス付きドア。でもオジサンオバサンの二人暮らしですし、来客時はみな2階リビングに集まるので1階は一人になるので問題なしです。支障が出るようならガラスシートを貼ればよろし。
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こうしてチェッカーガラス越しにランプが点る様が見えるたびに萌え萌えしてしまうので、家のいたるところで足止めを食らうバード。
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3階トイレは強豪おしりターボ。しかも3階は寝室とパソコン部屋もあり、必然的に使用頻度が高くなります。でも1階トイレをこの情緒ある空間にできたことで、2階リビングにいるときは1階トイレに好んで入りに来ますね。そのため1階と3階で使用頻度は同じぐらい。想定通り!!



結局ペーパーホルダーは設置しておりません。カウンターに直置き。
あと壁紙は「東リVS252」ですがすでに廃番のようでした。



廊下まで内覧会してごめんください。どうしてもお見せしたいものがあるのです。ふふふ・・・。


さて、これが玄関先から見たバード宅なんですけどね、右側の書庫の3枚引き戸が閉まっていたら圧迫感が出ることが想像できますでしょうか?
(引き戸閉めた画像なくてすんません・・・)
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そしてね、さらに、この突き当りのチェッカーガラス付きドアが、狭小住宅でも閉塞感を感じさせない役割を担ってくれている(と信じている)のですよ! 「奥にも空間が広がっているんだな」って無意識に感じ取るので。もし突き当りがガラス付きドアではなかったら、この狭い廊下はもっとどん詰まり感・閉塞感が漂っていたと思いません?

しかもね、ガラスの奥が暗い空間では効果が薄いだろうと思い・・・
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一直線上に窓を配置して、薄暗いながらも採光しているのさ!
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これは要望書でも書いていたポイント。突き当りは脱衣所なので、チェッカーガラスにしましたけどね。
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そして・・・設計の記事では書いていなかった1階廊下のサプライズポイント!(←バード以外の誰にもサプライズにならないのは分かっている)


照明付きニッチーーー!!
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ああっ! 好きっ、君が好きだっ!(告白)

う・・うう・・・泣。この、この、囲まれた四角い空間に灯りが点っている様よ・・・。切なくて胸が苦しい・・・。

バードには、この「囲まれた空間に灯り」というのが、人が家という場に感じ取る幸せの象徴だと感じるのです。だからこの照明付きニッチが、バード宅のミニチュアであり象徴。バード夫とバードという田舎出の不器用な夫婦が、手を取り肩を寄せ合い、東京の狭小地でささやかな幸せを紡いでいることをここに表現しているのです・・・。

今、考えたことですけど。

でも家のミニチュアっぽさを感じるサイズに指定したのは本当です。

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アッ、アナタ、今、コンセント位置が気になったでしょう!?
細かいことはいいのよ!
バードも見た瞬間ガックリしたけど!!

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このニッチが、夜は常夜灯になるのです。バードはとにかく家の中に真っ暗な空間があることが嫌なので、(低電力で24時間点灯の)常夜灯の存在は大変重要なのです。


ふっふっふ。

でもね・・・。

入居後1年経ったのですよ。1年も経つとこのフツーな感じに飽きてきちゃうのですよ。


このささやかな幸せを象徴していた照明付きニッチも、今やこんな具合に・・・。

ジャーン。

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青色LEDナツメ球に替えられ、さらにピンク色のロータス(蓮)キャンドルホルダーに豆電球という二色合わせ!

キャンドルホルダーはコチラ。すごくキレイであなどれないです。


この、色付きの光同士を混ぜている感じが不思議でなんとも良いのですよ(単に妖しいとも言う)。光を混ぜ合わせているのはバード宅で唯一ここだけですね。ニューエイジのアートみたいないかがわしさがたまりません。

当初のほっこりかまくらから、このニューエイジアートへの変貌よ・・・。個人的にはルイス・ウェインの猫の絵の変遷のように何かが壊れてしまった感が気に入っております。




入居後の様子も混ぜて書いてしまいました。もう当初の予定がめちゃくちゃでスミマセン。



要望書にも書いている通り、「バード夫が一人になりたいときに」ということで造った書庫ですが・・・

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今やバード夫常駐の書斎と化しています。

↓ 全体を写した画像は引越後の夜のものしかありませんでした。4畳弱の小部屋ですが、左側の壁一面が本棚となっているため、テーブルとイスだけ置けば充分。
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↓ 玄関の記事でも似たような画像がありましたが、このように玄関と一続き。西南桜の無垢床が大変柔らかく美しいです。若く美しい女体の柔肌を思わせます。
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↓ 増田さんが設計してくださった造作の3枚引き戸。さすが造作。天井から床までピッタリ、ドア枠もなくスッキリで、リビングのガタガタ既製品ドアとは大違いですよ。玄関周りは増田さんのご提案で、玄関ドアも靴箱も書庫ドアも造作なので、家の中で最も建築家物件ぽさが出ている場所です。
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↓ 昼間はこの明るさ。狭小住宅の1階にしてこれほど明るいのは、ガラス框の玄関ドアのおかげです。
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↓ でも外がまだ充分明るい夕方の時分に、このように薄暗くなってしまいますけどね。。。
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ちなみにバードの大好きな上げ下げ窓は、この書庫と、風呂と、1階トイレにしかないのです。ここがバード夫の聖域となってしまった今、「雨の夜に上げ下げ窓を開けて、雨の音と匂いを感じながら部屋で過ごす」というバードの妄想を叶えてくれる場所は1階トイレだけとなってしまいました。バード夫は夏の宵に、ここを開けて、虫の音と夜風を感じながらパソコンしているそうですよ。っか~~~、いいねえっ! バードに感謝しろっ!!


↓ LEDのダウンライトは電球色。調光機能を付けたので、気分によって明るさを変えられます。この本棚も造作で、端正で大変気に入っておりますが、バードのバカ!バカ! 指定したスイッチの位置のせいで棚の位置がズレてしまいました。。。可動式棚とは言え、等分配置が最も美しかったのに。。。
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しかもここのスイッチにコンセントを付けなかったのは痛恨の極みですよ。コンセントがあったらここにランプを置いて、玄関からも階段からも素晴らしい光景にできたものを!!


この冬から文鳥達のためにリビングのエアコンを24時間稼働にしてからは、バードがリビングで過ごすことが多くなり、バード宅で最も良い場所である3階パソコン部屋があまり使わなくなりました。バード夫に「3階パソコン部屋を書斎にしても良いよ?」と伝えたのですが、この暗く籠もり感のある小部屋が居心地が良いんですって。
 
ということで、新宿の夜景の見える3階パソコン部屋は、今や、バード夫が不在の夜にバードが一人で酒を飲みながらパソコンするパソコンバーラウンジと化しています。
 





ここの本棚にコンセント付けなかったことが、バード宅最大の後悔ポイントかもしれません。




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