上棟後の雨ざらし、断熱材が水浸し、釘が打ち過ぎ、などなど、正直にネガティブな記事を書いてきた結果、読者のみなさまに「K工務店さんの仕事は良くない、いい加減だ」という評価を持たせてしまっているかと思います。


でも、K工務店さんの腕って、世間一般のレベルから見たらどうなのでしょうか・・・?


工事中のある日、休憩中のおいちゃんと話していた時、「設計事務所の家って、大工さんからしたら、仕事が大変じゃないですか?」と聞いてみたところ、

「まあねえ。でもK工務店はそういう家ばかりやっているからね。でも設計士の先生によっては、すごく癖のある先生がいるからねえ。ビックリするような家もあるよ(笑)。そういうのはやっぱりこっちとしても大変だあね。でもここの先生(増田さんのこと)は、そこまで強い癖はなかったかな。まあ、でも無くはなかったけどねえ(笑)」

とおっしゃっていました。


初期の頃にコンサルさんが、「建売など同じ設計の家ばかり建てている工務店は、さまざまな設計に柔軟に応えられる力がない」とおっしゃっていましたが、その点、K工務店さんは応える実力があるのでしょう。


さて、そんな工務店さんの仕事ぶりが問われる施主検査。


以下が、施主検査日の夜に、尾崎さんが送って下さったバード夫婦からの指摘リストです。
施主検査結果
(7番は諸事情あり伏せています)


バード夫婦が指摘した点のほとんどが、「付け忘れ」「勘違い」(尾崎さんの責任)と「追加依頼」であり、大工さんや職人さんの施工に対する不満点はほぼなかったのです。
(無垢フローリングの反りは1枚だけちょっと気になったものがあったのですが、この記事を書くまですっかり忘れていたほど些細なレベルでした) 

でも見た目にはいい加減なバード夫婦ですので。。。他の眼の厳しい施主さんが見たら、もっと指摘するところたくさんあったのかもしれません。

でも2日後の事務所検査でも、増田さんが指摘されたのは「外玄関の天井のほんの小さな穴たちを消す」(おそらく誰も気づかない)などという本当に些細な2か所の指摘のみでした。


このように良くやって下さったK工務店さんのことを、これまで悪い印象を与えてしまった罪滅ぼしとして 笑、K工務店さんならではだったのかなと思う施工を一つご紹介させてください。


バード宅は、ベージュ色のシステム階段を採用しました。1階・3階の西南桜フローリングとは色が似ているのですが、2階のアカシアフローリングとはだいぶ色が異なります。

通常ですと、以下のように、同じ2階部分なのに色が明確に異なるということになります。
階段1


ですが尾崎さんの方から「階段ドアを開けていたらリビングから丸見えですよね」とおっしゃっていただき、年末引渡しに追われ多忙を極めているなかにも関わらず、以下のようにシステム階段の一番上の段を、アカシアフローリングで造作してくださいました。
階段2


おかげでリビングは麗しいアカシアフローリングしか見えません。

バードはこの部分が、K工務店さんとの絆のように感じて、とても気に入っています。



「3階もそうしていただけると嬉しいです☆」と伝えたのですが、スルーされていました。。。
(西南桜と階段がそっくりで、全く目立たないので良いですけど)