後から「やられたっ!」と気づいた出来事。


それが以下のメールです。

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バード夫婦さま
 
承認図が揃いましたので、まとめてお送りいたします。
将来、故障などした際にも必要になりますので、大切に保管なさってください。
 
 
-追伸-
K工務店さんには友人卸の見積書を見せるわけには行きませんので、合計金額のみ契約金額に加えていただくことにいたします。
K工務店さん、したたかそうですから・・・
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このメールを受け取ったとき、「ん? また何かコンサルさんが触手出しているな」と感じましたが、家造りは初めての経験であり、なぜ「K工務店さんがしたたかである→合計金額しか見せない→コンサル利益」になるのか読めず、対策が打てませんでした。


あ、前記事で書き洩らしましたが、②コンサル経由にしてもらうことで、コンサルさんに手配料●%が入るのです。
(コンサルさん曰く「あくまで施主さまのために考えた方法であり、私の利益のためではありません。でもまったく手配料を取らずに横流しすると、会社という形態上、お上からお叱りを受けてしまうんですよ。だから仕方なく●%いただくことにしているんです」とのこと)

保証も効くし、施工タイミングに合わせてコンサルさんが滞りなく手配して下さるのですから、手数料を支払うことに異論はないのですが・・・。でも手数料をお支払して手配・保証をお任せできるのであれば、①工務店経由だろうと②コンサル経由だろうと、施主としては「安い方で良い」のです。


そのためには「①と②の両方の見積りをいただいて、安い方を選択する」のが有難かった


しかしこの時はそこまで気づけず、当初から①工務店経由の見積りはもらわない方針で相見積にかけていました。つまり、コンサルさんからのメールの意味は、K工務店さんはしたたかだから、うちの見積りを見たら、「あ、これならウチの方がもっと安くできますよー」と言ってくるかもしれないから、見せないようにする、ということを言っていたんですね。。。


(後になって)K工務店さんはLIXIL商品の値引率が高いと知ったので、もし①工務店経由の見積りも取っていたら、②コンサル経由の見積りよりも安く仕入れられたかも、と気づきましたが、もう後の祭り。

今でこそ心の余裕が出て、「まー、どうせ数万の差だからいいけどー」などと思えますが、あの頃はその数万のために収納扉を省くなどの涙ぐましい努力を終えたばかりでしたので、「またコンサルさんにやられたっ! 」と恨んだものです。


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コンサルさんが(暴利を貪る)工務店を敵視するのは、同属嫌悪だと思う。
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