まだまだ設計ネタが尽きないのですが・・・(造作キッチンとか)。
でもちょっと飽きてきたので、ここらへんでいよいよ、みなさん「実は」お待ちかねであろう


「コンサルブログ事件 シーズン3」


を差し込もうではないか!


は~・・・このネタシリーズ、訪問者数は増えるんですけど、バードのライフは減っていくんですよね~。。。


でもいいわ。家造りにまつわる喜怒哀楽を360度書く方針で始めたブログですので。ええ、最後まで貫きますとも。
 

さて、「コンサルブログ事件S3 プロローグ」で書いた通り、コンサルブログを読んで下さったご夫婦に会ってもらいたい、というコンサルさんからの依頼を快く受けたバード夫婦です。

※そうそう、先日「過去記事リスト」記事を作成しました。よろしければご活用ください。


「増田さんとの打ち合わせの前に10~15分程度」ということで、いつも打ち合わせ場所に使っている某施設に集合しました。


バード夫婦を迎えに出てきたコンサルさんは、まあ、予想した通りホクホク顔でしたね~。どういう心情が働いてホクホク顔かは、まあ深く感じればキャッチできるのでしょうがやめておきます。


会議室に入ると、おそらくバード夫婦よりお若いご夫婦が、まだ言葉も話せない女児ちゃん一人を連れてお待ちでした。

ホクホク顔さんは、双方を紹介した後すぐに「それでは私は失礼するので。ホクホク」と出てゆきました。


繊細で人見知りな雰囲気のある旦那さんに、同じく繊細そうだけど女性ならではの社交性を持った奥様といった印象のYさんご夫婦。こちらもコミュ障気味な二人なので、おずおずと、気を使いながら会話を始めました。

事前に「ざっくばらんに、正直なところを。ホクホク」と言われてはいたものの、コンサルブログでは「コンサルさんとの家造り、めっちゃ良いですよー ほおおんと感謝ですうぅ」という女優になりきって書いていたバードです。「不満を話す=本当は不満があるのにそこが書かれてないじゃん=嘘ついて書いている」ということになってしまうので、バードとしてはどう振る舞ったものか困ってしまいました。

でもバード夫はまた別の立場なので、言いやすかったのでしょう。基本的に「お願いして良かったと思っている」というスタンスでありながらも、ネガティブな話も伝え始めました。

「Yさんはローコストで建てたいとおっしゃいますが、コンサルさんにローコストは許してもらえませんよ」
「耐震等級3の家しか建てさせてもらえないと思った方が良いです」
「設計士も決まっています。増田さんという建築士の方に設計してもらうことになります」
「自分達の家じゃなくて、コンサル印(じるし)の家、というのが正直な認識です」

特にこの「コンサル印」という表現に、Yご夫婦は共感されていましたね。やはり誰もがうっすらと「コンサルさんの使命の道具にされる感」を感じ取るのでしょう。。。


バードも、事前に「Yさんは土地代の高いエリアを希望されていて、予算的にかなり無理があるんですよねえ。ホクホク」と聞いていたので、コンサルさんに土地探しからお願いするといろいろメリットがあるらしいということを伝えつつも、

「未公開物件も視野に入れると良いですよ。うちの土地は未公開物件だったのですが、相場よりかなり安く買えたんですよー」

とお話ししておきました。

コンサルさんと関わると、未公開物件という選択肢が意図的に排除されてしまうはず。バードはそこを危惧して、あえて未公開物件というものの存在を教えたのでした。


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記事を書きながら、当時は「コンサル印の家」だと思っていたことを思い出しました。おかげさまで後半はコンサルさんの触手を振り払えた結果、今、そういう認識がなくなっていることに気づきましたー。
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