二次元上の平面図(間取図)では気づけないエラーって、「e戸建て」や先輩ブログを拝読すると、実は結構あるんだなーと驚きました。

ですので、設計の最終段階では、基本的なエラーがないようにチェックいたしました。

例えば以下。

・ 開き戸と開き戸の干渉
・ カーテンレールと開き戸(引き戸も?)の干渉
・ カーテンレールとエアコンの干渉
・ 開き戸とシーリングライト(特にペンダントライト)の干渉
・ 引き出しと開き戸の干渉
・ 引き戸の引込部分にタオルハンガーなどを設置する設計になっている
・ 引き戸(開き戸も?)を開けたときに、スイッチ/コンセントが隠れる
・ 引き出しと出っ張り(取っ手など)の干渉
・ 家具を考慮した照明位置(部屋の中央ではなく家具設置後の中央に等)


バードが以前住んでいた賃貸マンションは、脱衣場の開き戸のすぐ奥に引き出しがありました。
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そして東北大震災の地震のとき、結構揺れましてね。脱衣場の引き出しが勝手に出てきてしまって、なんと開き戸が開かなくなってしまったのです。脱衣場の奥にトイレがあったので早々に困ってしまい、開き戸を無理やり押し開け、そのスキマから物差しを差し込み、エイ、エイ、と引き出しを押し込んで、やっと開き戸を開けることに成功したという思い出があります。

この経験から、戸が開かなくなる、という事態にならないようにチェックしたところ、寝室の押入れの開き戸を開けたときに、ちょうど寝室の入り口の引き戸とぶつかると気づきました。
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もし中の布団の圧力で勝手に開き戸が開いてしまい、寝室の引き戸が開かなくなってしまったら・・・。本当にもうどうしようもなかったでしょう。すぐに押入れは折れ戸に変更しました。ま、その後、減額調整で戸無しになったんですけどね・・・。


また、カーテンレールとエアコンの干渉ネタを「e戸建て」で仕入れたので、打合せ時に増田さんに「大丈夫ですよね?」と確認したところ、その場では「大丈夫です」という回答でしたのに、なんと数日後に「すみません、スペースが足りないことがわかりました」とのことに。いやー、危なかったです。


あとこれは痛恨のミス。平面図上ではしっかり引き戸を開けた時にコンセントが隠れないように意識したというのに、数か月後の現場でのコンセント位置打合せ時にはすっかり失念しており、現場で指定したコンセント位置が引き戸の引込み部分でした。。。(内窓で滅多に全開しない戸でしたので、まあ、大丈夫でしたが・・・)


他にもチェックすべきポイントがあると思いますが、バードがチェックしたのはこれぐらいだったと思います。


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新居で購入した洗濯機は、当初まったく想定していなかったドラム式になりました。 縦型より一回り大きくてビックリ。洗濯機バンも設置せず、向きも固定せず、ただ水栓と排水口だけ用意してもらっていたので、設計時の想定とサイズも向きも違っていますが、大変快適に使えています。作業場は想定外が起きやすいので、造り込まず、自由度を高くしました(=エラーチェック不要)。
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