さて、やっとあの頃のコンサルさんとの関係を書き終えました・・・。みなさま、お目汚し、失礼いたしました。

また家造りの記事に進みたいところですが、ちょっとだけ造作設計のお話しを。これも、いつか書こう書こうと思っていたネタです。


それは・・・


造作キッチンの手元収納!!


手元収納

手元収納は、要望書の段階から希望していた強い希望でした。なぜなら、手が濡れていたり、火を使ったりしている「取り込み中」に必要になる頻度の高い

・ ザル
・ ボウル
・ 箸/お玉/フライ返し、etc
・ 塩/胡椒、etc
・ キッチンペーパー


などを、手元収納に置きたかったからです。


ちなみに以前のキッチンは、手元収納はなく、目の前に吊戸棚がありました。

おっと、そうだ、引越日に写真を撮っておいたのでした。
ジャジャーン。
バードが以前愚痴を書いた、賃貸マンションのキッチンです。古いでしょー。
古キッチン

ザルとボウルは特に良く使うので、腰を曲げて取り出すよりはと、この目の前の吊戸棚に入れていたのです。

しかし濡れた手で吊戸棚をいじると、腕に水が伝ってねえ・・・。洗面台のところでも書きましたが、腕に水が伝うのが強いストレスでして・・・。

このストレスは、腕より下で、オープンな棚である手元収納であれば回避できると思いました。


さて、施主の希望でいかようにもできてしまう造作キッチンです。増田さんに「手元収納、どうしたいですか?」と聞いていただいたので、また色々調べた結果、以下についてバードが決めさせていただきました。

・ 高さ
・ 幅
・ 奥行
・ 材質

自分で決めたくせに、今やすっかり忘れてしまったので、立面図(説明のためにバード加工済み)をお見せしますね。オレンジ色に塗られた部分が手元収納です。
手元収納図面

内寸で、高さ200、奥行400にしてもらったっぽいですね。幅はガスコンロの前以外全部。ちなみにガスコンロ部分はリビング側に開けてもらいました。材質は、施工ミスによるサービスで、底面がステンレス板になりました(超ラッキー)。

高さをどうするかが一番悩みました。高いと使いやすい一方で、せっかくのオープンキッチンに圧迫感が出てしまうので。

実際に住んでからの感想としては、手元収納としては高さ200にして良かったですが、1090という高さのカウンターは、やはりリビング側から見たときに圧迫感があります。。。

手元収納があるキッチンと、ないキッチン(カウンターまでほぼフラット)では、開放感が雲泥の差だと思います。設計中は迷わず手元収納派でしたが、今改めて見ると、開放感を取るか便利さを取るかの岐路だったんだなーと思います。


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どうもバードはニッチ好きみたいで、設計中は、愛でる存在としてもどうしても欲しかったんだなと思います。どうせなら中にコンセント付ければ良かったかしら・・・(もちろん豆電球照明用)。
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