ついコンサルさんから受けた嫌な面ばかり書き綴ってしまう、嫌な奴バードです 

でも事実をちゃんと書かないといけませんね。
設計期間中にお世話になったコンサルさんからのサービスをご紹介します。


 プロジェクトコントロール

増田さんとの打合せ時にはいつも同席、メールもいつもCCに入っていて、常に情報共有してくださり、何か疑問があるとすぐ相談にのってくださいました。

打合せ時はほぼ増田さんがお話しして、コンサルさんは黙って座っていらっしゃるだけですので、「暇じゃないのかなあ。私だったら絶対アクビしちゃう」と思っていました。いつも打合せの〆時に、追加情報や、気を付けるポイントなどを伝えてくださいました。

打合せ日程など、コンサルさんが間に立って調整してくださいました。しかしイマイチ3者の関係が良く分からず・・・。この頃は、本来であれば増田さんに相談すべきことも、コンサルさんに相談していたりしました。バードはいつもこの点に違和感があり、モヤッとしていました。着工後は直接増田さんとやり取りできるようになったので、しっくりしましたが。


 ローンの相談

コンサルさんの方針で工務店への支払方法に特徴があったので、常にローンのことを気にかけてくださり、打合せのたびに確認事項を指示してくださったり、メールで指示してくださいました。有難かったです。


 税理士さんを紹介していただいた

予算やローンのことなど相談に乗っていただきました。その税理士さんから「安くやってくれる知り合いの司法書士を紹介しますよ」という有難いお言葉もいただき、頼もしかったです。


 情報・資料をくださった

年に一回、建築費の動向について調べていらっしゃるとのことで、最新のデータが出たところで電話でご教授いただきました(これも長かった・・・)。建築費は高騰中とのことでしたね。あと高騰中の木材価格やサッシュ価格の動向なども教えてくださいました。まあ、「今は高騰中です」と聞いたところで施主としては何もできないのですが、知っておいて損はない情報です。

あと「減額の心得」みたいなA4数枚の資料をくださいました。

 

 住設機器の施主支給

コンサルさんはとある卸さんと協力関係を築いていらっしゃって、住設機器はその卸さんから施主支給と言う形で買うことができました。つまり、

「メーカー → (卸 →) 工務店 → 施主」

という流れが、

「メーカー → 卸 → コンサルさん → 施主」

という流れになるのです。

工務店さんによっては仕入れられるメーカー選択があるようですが、こちらは卸さんなので、ほぼすべてのメーカーが選択可能でした。

そしてコンサルさんには5%の手配料を支払います。法的に?、会社としては手配料を取らないといけないとの説明でしたが、正直「えー、手配料取るの?」と思ってしまいました。しかし今では施主支給の管理の大変さが分かったので、システムバスなど大型で納期がその後の施工に影響するものなどは、コンサルさんがコントロールしてくださる方がよっぽど気が楽です。

肝心のお値段ですが、(工務店の手違いで)タカラのシステムバスだけ工務店の見積りに入っていたのですが、コンサルさん経由の方が若干安かった、という水準でした。

トイレや給湯器などもコンサルさん経由で施主支給にしているのですが、一応、工務店にも見積もってもらわなかったのが後悔ポイントです。LIXILなどの値引きが期待ほどではなかったので、「もしかして工務店経由の方が安かったのでは?」という気持ちが拭えず。。。

でもこのサービスの真骨頂は、「高額な手配料を上乗せする工務店に対抗できる安心感」だと思います。バード邸の工務店さんのように良心的だと、そこがぼやけてしまいますが。


 構造的なアドバイス

コンサルさんからの提案で、「土台の高さを上げる」という対処をしました。湿気対策にも良いし、見た目も良くなるとのこと。


 増田さんのサポート

これが一番大きいのかしら。増田さんがバード夫婦に変なことする可能性は皆無でしょうが、バード夫婦が無知ゆえに増田さんに負担をかける可能性は多大にありました(実際にそうでしたしね)。

増田さんは繊細な面をお持ちですので、コンサルさんの存在にとても助けられているのではないかと思います。増田さんが楽になって良い仕事をしてくださることは、バード夫婦にはありがたいことです。 


 イレギュラーな出来事の相談

建築条件外し」「勝手に土地が使われて」で書きました通り、家造り中に生じた出来事には、何でも無制限に相談にのってくださいました。これは本当に本当にありがたく、感謝しています。


 施主のための家造りに徹する姿勢を見せてくれた

コンサルさんの困った部分は「コンサルさんご自身でも最大限努力しているけど、どうしようもない」という印象で、同情すら感じるものでした。でもコンサルさんが出来ている部分に関しては、とにかく「施主にとって最良な家造りを」という姿勢に徹して動いてくださいました。紹介料的な裏のやり取り等は絶対ないと言い切れる、信頼できる姿勢でした。

コンサルさんが、本当に私たちのために心身こめて仕事をしてくださっていることを示す、この頃のメールが出てきました。

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昨日、バード邸が完成し、引渡し時のチェックをしている夢をみました(笑)。 
屋上からの眺めも最高、白を基調に、とってもスタイリッシュにでき上がっていました。 
補修箇所は一箇所、3階収納の扉の交換だけでした(笑)。 
完成が今から楽しみでなりません。
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夢にまで見るなんて・・・なんて強い思い入れでしょうか。
ここまで私たちの家を良くしようと思ってくださる存在がいることに、大変心強く、有難く、嬉しく感じました。

でも・・・、一方で、ゾッとしてしまう私たちもいました。。。(ああもう、ホントすみません 

施主が体育会系の熱い野郎だったら、「コンサルさんんんっ!!!」とブンブン握手して意気投合するのかもしれませんね。文化系の冷めた目線でばかり見るバード夫婦が相手で、体育会系のコンサルさんには申し訳ないと感じました。。。


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コンサルさんの困ったところさえ我慢・回避すれば、このようなたくさんのサービスを受けられるのです。
さあ、あなたな~らどおする~?
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