実はこれ、間取図変遷シリーズ内で書くべきはずだったネタ。
でもあまりに愛着があり、「いつか独立した記事として書こう」と取っておいたものです。


1階トイレはお客様もご利用になるので「化粧直しができるトイレ」をイメージしていました。化粧直しに必要なのは、手洗器・水栓・鏡・化粧ポーチを置ける台・照明。


でもさ・・・狭小ゆえに階段下に追いやられてしまったトイレスペースよ?

そんなスペースの余裕あるはずないじゃない 
バード宅は柱が太いため、さらに狭いし。


それに、(スペースを取らない)トイレ内手洗器って、いまいち情緒のある商品が少ないですよねー。「いいな」と思えるものってすぐ高額になるしさ。あーあ・・・狭いトイレ内に無理やり設置する、ドライな薄型手洗器か・・・。だったらいらないよなあ・・・


でもこの「化粧直しができるトイレ」はどーしても実現したかった。
 
*********************************
3階は排泄行為に特化した機能性重視トイレ(運命のおしりターボ)である一方で、1階はトイレだけではないプラスαの空間。 「今日は1階でUnching? 明日は3階でUnching? じゃあワタシはその逆ネ!」と夫婦善哉。
*********************************
この「1階と3階で、気分が全く異なるトイレ」は設計当初から抱いていた強いイメージでした。そのためには1階トイレは化粧直しスペースのある空間に仕上げたい 


さてどうしよう。

 

実は一番最初の増田案には、書庫とWICにトップライトが採用されていたのですが、このことが種子となり、また素晴らしいオラクルが降りてきました!!


次の打合せでの増田さんとの会話。  

 「トイレに出窓を作って、そこに手洗器を置くことって可能ですか?」

 「ああ、できますよ」


アッサリ。


ということで、バード宅は、

狭小トイレにもめげず、なんとトイレ内に出窓を作ってスペースを確保。
これでお客様にも化粧直しをしていただける素敵な空間に変貌させました!
でもしょせん階段下だからキマらない可能性大!!
1Fトイレ出窓
(オレンジ色の部分に鏡を吊り下げる予定)


手洗器横の空いたスペースには、も・ち・ろ・ん、常夜灯を灯しますわ  


-----------------------------------------------------
でも出窓って、もともとはあまり好きではないんですけどねー。外観もボコッと出ちゃうし。
1階トイレが人目につかない位置だったのはラッキーでした。
-----------------------------------------------------