それでは、バードが暇つぶ・・・ごほん、真剣に考えた建築アイディアについてご披露します。


バード(2015) 「観覧車の家/ルービックキューブの家」

光を求め、上へ上へと伸びようとする狭小住宅民。狭小を得意とする建築士達も、こぞって「採光」の図を提示しています。

1階は暗くてジメジメ。リビングは2階か3階じゃないとイヤ!

そんな既成概念を打破したい。

もし各部屋を、観覧車のようにぐるぐる回せたら?

「夏は暑いから、寝室は1階」
「冬は寒いから、リビングは3階」
「たまには夜景を見ながら風呂に入りたいから、今日はバスを3階」

こんな風に、季節やライフタイルに合わせて自由自在に。

もう1階の暗さに悩まされることはありません。あなたは採光という呪縛から開放された新人類です。

※ルービックキューブのように、各部屋を上下左右に移動できるとさらにグレードアップ
※マンションにも適用すれば、上層階と下層階のバトルも解消!


バード(2015) 「トイレエレベーターの家」

二人暮らしのDINKS。

トイレは1つあればいい・・・。コストアップにもなるし、掃除も大変・・・。

でも3階建ての狭小住宅だと、階段の上り下りが大変。

それなら、トイレをエレベーターのように1階~3階を自由自在に動かしましょう。あなたのライフスタイルに合わせて、トイレも着いてきます。

 

バード(2015) 「マジックミラーの家」

開放感のある明るいリビング。そのために全面窓にしたい。でも人目が気になる・・・。

窓はマジックミラーにしてしまえば、こちら側からは見えるのに、向こうからは見えません。

※話は変わりますが、以前照明のデザインを考えていたとき、マジックミラーで作った箱に電球を入れるデザインを考えました(内側を鏡側にする)。光が乱反射するのではと思って。これ、どう見えるのでしょうね。


バード(2015) 「地下生活の家」

昨今、住宅性能オタクの間で導入されている「地中熱利用」。年間通して温度変化が少ないという、地中の特性を生かしたアイディアらしいのですが。

だったら家も地下に埋めてしまえばいい。 採光はすべて屋上から。



バード(2015) 「球体の家」

耐震等級など気にしない。球体にしてしまえば、家が倒壊することはありません。ちょっと転がるだけです。
 
大地震の後は、もとの位置に、転がして戻しておきましょう。


バード(2015) 「船の家」

地震、それは地面が揺れること。もう地に縛られる既成概念から心を解き放ちましょう。
 
基礎工事ではプールを建築し、その上に船のように浮かぶ家を作れば、関東大震災クラスの地震が来たって、あなたは波のまにまに漂ふ木の葉。何も怖れず母の中にいた無垢な頃に戻って、今夜も良い夢を見てお休み。


次回に続きます。


-----------------------------------------------------
2番目から早々にやっつけ仕事になっているのがバレバレだな!
でも、これからが本番。乞うご期待。
-----------------------------------------------------