間取図作成にあたって気を付けたことの一つにトイレスペースの大きさがあります。


トイレスペースのコダワリ



かといってキツキツのピッチリを好んだわけではありません。

横幅はちょっと余裕のある程度が理想でしたが、狭小なので贅沢は言えず、普通の1モジュールとなりました。

でも横幅は別に良いのです。
 
こだわったのは前後の幅! 

今住んでいる賃貸のトイレですが、前後の幅が短くて、便器の最前線から前の壁まで430しかありません(個室全体としては1190)。

この430というのがとっても狭いのです。

バード夫婦はトイレで本を読みます。

「ほんの短時間なのだから我慢しなよ」と思われるでしょうが、バードにとってトイレの本は、暇つぶしなどといった軽々しい目的に使われているのではありません 

排便時、意識が「*」に向いていると「*」が緊張して閉じてしまうのです。

ほら、子供が字を書くときに大人に見られているとうまく書けなかったりしますよね?
 
あんな感じ。バードの「*」は、いくら皺を重ねても変わらずピュアで繊細な心を持った奴なので、うまく対応をしてやらねばアウトプットの質が下がるのです。 

そこで、その間、意識を本に向けてあげると安心して心と門を開く・・・。バードにとってトイレの本は、暇つぶしではなく「*」への優しい配慮なのです 

ちなみに「本屋に行くと便意をもよおす」という有名な話もありますね。 ほら、「本屋 べ」と入力しただけでグーグル先生の予測変換が・・・。
 
本屋便意

なぜなのかは諸説あるようですが、本と便意のマリアージュについては多くの人が認めていることなのでしょう 

 

すみません、すっかり話が逸れてしまいました。トイレスペースの話に戻します。

そう、バードはトイレで本を読むときは、このように前かがみになって肘を膝に載せます。

考える人

そして腕を前に出して本を読みたいのですが、今のトイレの幅だと伸ばした手が壁に当たり、本の分のスペースが足りない!

これがとってもストレス!!!!!

本を読むのにストレスのない幅は確保したい。

ということで、前が壁になる1階トイレはなるべくトイレの位置を後方にズラしてもらいました
(3階はスペースの調整がきかないのですが、ドアを開けちゃえばなんとでもなる)


でもね、逆に、前が広すぎるのも困りものです。

バードはいつも鍵をかけずにトイレに入っています。そして家人の足音を察するとコッソリ鍵を閉める奥ゆかしい奴なのですが、トイレドアの鍵まで遠いと、なんとも情けない中腰でドアまで行かねばなりません。

これもかなり重要なストレス!!!!!

ということでトイレスペースに関しては、「前スペースの確保、でもドアの鍵まで腰を浮かせれば手が届く距離」にこだわりました 


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余談ですが、新居では「漫画本が散乱している所帯じみたトイレ」とはbye-byeです。

バード夫婦は新宿という場で、シティライフに生まれ変わるのさ 

「美味しんぼ」や「ハーレクインコミックス」などの娯楽漫画は、裁断してスキャンして電子ファイルにして、トイレ専用iPadに保存する予定。これでトイレも庶民派からアーバンスタイルに変貌。フフフ。 (「ナウシカ」「プロレススーパースター列伝」などの神漫画は、1階書庫)
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