今でも印象に残っているお昼のワイドショーの映像。

ご自慢のデザイン住宅(当時家に興味のなかった私でもクールな印象を受けた)を背に、顔にモザイク、ヘリウムガスを吸ったような声で、めちゃくちゃテンション低くインタビューに答えている男性施主。

次の画面で、そのスタイリッシュなデザイン住宅の窓枠がアップで映し出され、なんと、にゅうっと突き出している複数のキノコが。。。


衝撃でした。。。

キノコ。。。


刈っても刈っても生えてくるという・・・。

それはそうでしょう。
もうその窓枠の木材に、菌糸はびっしり入り込んでいるのですから・・・。

生物の、増殖へと組まれたプログラムに抗うことは不可能です。

ああ・・・またあの記憶が・・・。

バードには、外国にある巨大なアロエとか、癌細胞の映像とか、無心に増殖へと突き進む映像を見るたびに、蘇る記憶があります・・・。

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バードはまだ幼稚園に入る前でした。
実家の裏にあった広い野原に、数冊の雑誌が捨て置かれているのを見つけました。

太陽の光で黄色く変色した表紙に、好戦的な目つきで微笑むおばさん(※幼児目線でおばさん判定されたらしい)。

雨で固まってめくりにくくなった、安っぽい紙質のページには、おじさんも描かれています。

入園前のニート生活でヒマだったバード。

このおじさんおばさん達は何をしているのか理解できないままに、なぜか、今日も見たい、今日も見たいという衝動に突き動かされ、雨の日は傘を差してまで、積まれたマンホールに隠した雑誌のもとへと通ったバード。しかもなんとなくやましくて、親には黙っていました。

バードは誰に教えられることなく、DNAに埋め込まれた増殖へのプログラムに従い、行動していたのです。

自らのこの体験から、いつしか生物の増殖プログラムを感じると、無力感を感じるようになりました。

そう、この窓枠からにゅうと生えるキノコ達は、あのときの私・・・。
いくら施主が刈っても刈っても、私のプログラムは止まらない・・・。
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あれ、すみません、またもや妄想語りが・・・。


えーと、ゴホン、そして、その施主が語るには、

「デザイン性の高い建材を海外から取り寄せて建てられているので、取り替えるにも、同じ建材がもう手に入らないんですよ。。。」

輸入建材を採用してまで、オシャレでクールな家をキメた施主が、キノコハウスを背にインタビューを受けている図・・・。

残念ながらこの衝撃映像しか覚えていないのですが、おそらくキノコハウスを生み出した要因は、いい加減な施工(雨漏り)か、結露対策の甘さでしょうね。

他にもYouTubeで「欠陥住宅」などと検索していたら(心配性活動の一環)、

咳が止まらなくなり、体調が悪くなっていきました。来客にも "この家、カビくさいよ" と言われたため、壁を剥がしてみたら・・・カビだらけで・・・

と言いながら、壁を指さす被害男性の映像も見ました。確かこれは結露が原因だったかと思います。
 

バード夫は、なぜかカビが大嫌い。生理的に拒否するらしい。
(おそらく前世で、感染症かなにかで死んだのでしょう)

結露対策をしっかりしないと、壁内がカビだらけになる可能性があるよ!
 
とたきつけたところ、予想通り、結露対策へと走り出しました 


1階は一年中陽が当たらないので、カビ対策を考えねば。
とりあえず24時間換気を切らないことと、 風呂は物を置かない(吊るす)、あと防カビ剤?を置くことを考えています。