「馬鹿ね 馬鹿ね よせばいいのに
駄目な駄目な 本当(ほんと)に駄目な
いつまでたっても 駄目なわたしね」
(敏いとうとハッピー&ブルー「よせばいいのに」)
コンサルさんは、不透明な見積り、業者側に有利な契約内容、監理機能の甘さによる施工不良など、施主にとって望ましくないことの多い業界体質を嘆き、「施主の立場に立って、良い家を、適切なコストで建てさせていただく」という姿勢で、コンサルをされている方です。
コンサルさんは、不透明な見積り、業者側に有利な契約内容、監理機能の甘さによる施工不良など、施主にとって望ましくないことの多い業界体質を嘆き、「施主の立場に立って、良い家を、適切なコストで建てさせていただく」という姿勢で、コンサルをされている方です。
現在の標準をより高いものに押し上げようとする改革者は、人一倍高い理想を保持しておかねばできないですよね。
でもその一方で、人一倍高い理想を持ってがんばり続けている人は、得てして他者にも理想を説き、批判的な姿勢になりがちなものです
R社との打合せ内容をコンサルさんに報告するたびに、
「バード夫婦さんのためではなく、R社の利益に合わせて進められていますよね」
「バード夫婦さんのような素人に気持ちよく契約してもらうなんて、R社からすれば赤子の手をひねるようなものですよ」
「絶対にその場で印鑑を押すようなことをしないように」
などなど、私達が受ける印象として、
「R社は私達のためになど動いていない。都合良く持っていこうとしている」
と感じざるを得ない発言が多かったです。
でも保奈美さんと面と向かって話していると、情も湧きますし、私達のために良かれと動いてくれていると感じてしまう。
しかし事実として、標準仕様に合わせられたり、一式見積書だったり、3か月で契約締結だったり、確かに施主にとっては不利益なことが多い。。。
「R社や保奈美さんがどうというわけではなく、もう業界の常識がこのような水準であり、彼らはそのままやっているだけ。だから保奈美さんが良くやってくれているように感じても、残念ながら、現実としては私達のための家造りにはなっていないんだ・・・」
打合せが細かいものに入ってくると、バード夫が「仕事が忙しい。細かいことはバードに任せる」と言って、バードのみR社に伺うよう通達。
事実としてR社に有利な家造りが進んでいる場に一人お使いに出され、不安になったバードは、スマートフォンに録音アプリを入れて、保奈美さんとの打ち合わせ内容を録音することにしました。
(このアプリ)
こんなこと褒められたことではないと後ろめたかったですが、バードの家造りバイブルNO.2である「e戸建て」で、
「打合せ内容は必ずメモしておくべき。できれば録音を」
「モメた際に、録音しておいたのが役に立った」
などという先輩方の助言・体験談を拝読していたので、
「数千万という買い物だもの。弱い立場の者が録音するのは、そんな悪いことではない」
と開き直り、決行することにしました
しかしマヌケ野郎のバードは、
録音初日にして保奈美にバレてしまいました。。。